下記の内容で、3回目の論文紹介"お茶会"を行います。お時間があればどうぞお集まりください。
日時: 2011年1月13日(木)12~13時 場所: N303(北大農学部 北棟3F)※今回はメイン(15分)が2人、短報(5分)が4人となっています。
紹介予定の論文と担当者(敬称略)は下記の通りです。
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--主要2本--
from PNASForest transitions, trade, and the global displacement of land usehttp://www.pnas.org/content/107/49/20917.full
森本: 世界12カ国の農地・土地利用変化の比較。先進国を含むいくつかの国では森林化が進んでいるが、一方で他の国では農地拡大が進む傾向があり輸入・輸出を含む国際化の影響がみられる。
from PNASSocioeconomic legacy yields an invasion debthttp://www.pnas.org/content/108/1/203.full
川合: ヨーロッパの経済発展と外来種の関係。1900年と2000年からの社会経済活動
ではどちらが現在の外来種動態を説明できるのか?
--小話4本--
from NatureForests and floodshttp://www.nature.com/nature/journal/v449/n7161/full/449409a.html
石山: 上流域の森林と洪水の関係。森林は洪水を弱める機能があるのか?
from NatureClimate change: The prospects for polar bearshttp://www.nature.com/nature/journal/v468/n7326/full/468905a.html
菊地: 温暖化によるホッキョクグマ個体群の激減は温室効果ガス放出の制限で改善される可能性が高い。
from PNASWinter and spring warming result in delayed spring phenology on theTibetan Plateauhttp://www.pnas.org/content/107/51/22151.full
浜本: チベット高原において温暖化が植物の発芽フェノロジーに及ぼす影響。
from ScienceGenetic Future for Florida Panthers Genetic Future for Florida Panthers—Responsehttp://www.sciencemag.org/content/330/6012/1744.1.full
http://www.sciencemag.org/content/330/6012/1744.2.full
松林: 絶滅危惧種のフロリダパンサーを近縁亜種のテキサスピューマと交配させて個体数を3倍にし、遺伝的な有害形質も減らしたことが報告されたW.E. Johnson etal.(2010)に対するP. HedrickのコメントとJohnsonの返事。
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