研究室関連ニュース

ここでは、北大・森林生態系管理学研究室の関連ニュースをブログ形式でお伝えしています。

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学位論文公開発表会 (徐 正一)

徐さんの学位論文公開発表会が下記の要領で開催されることが決定しました。
本論文は 10月24日(金)開催の学院講座主任会議で受理されたものです。

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1.学位論文提出者:徐 正一(森林管理保全学分野)
2.申請区分:課程博士
3.学 位 論 文 名:
SPATIAL AND TEMPORAL VARIATIONS IN FLUVIAL EXPORT OF LARGE WOODY DEBRIS AT THE WATERSHED SCALE        
(流域スケールにおける倒流木の流出に関する広域解析)
4. 日 時  平成20年11月13日(木) 15:00~
5. 場 所  農学部 3階 N31講義室

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ELR2008福岡 ポスター賞×2!!

9月20~23日に福岡で開催されたELR2008(応用生態工学会、日本景観生態学会、日本緑化工学会の三学会合同大会)に当研究室からは教官2名と学生5名が参加し、研究の成果を発表して参りました。
そのうち、永山滋也と勝又聖乃の発表がポスター賞を受賞しました。

それぞれの発表題目を紹介します。

<口頭発表>
●瀬野太郎、永山滋也、中村太士(北大・農)
「ダム下流の岩盤河道と自然河道における魚類群集とその生息場の比較
-礫が創り出す多様な生息場-」


●森本淳子、小野貴司、中村太士(北大・農)
「広域の資源管理を目的とした植物生態系の種類数-面積曲線によるランドスケープの認識」


<ポスター発表>
●水本絵夢、森本淳子、中村太士(北大・農)
「香川県直島における野生ツツジ群落を活かした景観の保全」

●赤坂卓美(北大・農)、赤坂宗光(国立環境研究所)、中村太士(北大・農)
「農地景観において同所的に生息するコウモリ類3 種のハビタット選択」

●勝又聖乃、赤坂卓美、中村太士(北大・農) ポスター賞!
「農地帯の森林における樹洞木の分布およびエゾモモンガによる冬期のねぐら利用」

●永山滋也、中村太士(北大・農) ポスター賞!
「河川改修に伴う魚類群集とその生息場の時空間変動
―リバー・ランドスケープ・ユニットに着目して― 」

【紹介】標津サーモン科学館の特別展 「サケ科魚類最新研究」

2008年9月1日より、北海道標津町の標津サーモン科学館の特別展「サケ科魚類最新研究」に
永山滋也がナレーション付きスライドを出展しています。

タイトル:「魚を育む曲がりくねった標津川」

近くへお立ち寄りの際はぜひご覧になってください!!

標津サーモン科学館のHPはこちら
永山滋也の業績はこちらからどうぞ。

LEEがWeb of Science およびSCIEに収録されました!

中村先生が編集委員長、森本先生が編集事務を担当するジャーナル、
Landscape and Ecological Engineering (LEE; Springer) がトムソン社のWeb of Science、およびMaster Journal List of Scientific Citation Index Expanded (SCIE)に収録されました。

2008年からSCIEに収録された場合,通常,最初のImpact Factorは2011年に発表されます. 来年8月までは投稿・掲載ともに無料となっていますので、奮って投稿を目指しましょう。

徐さんの学位論文プレオーラル

徐さん(博士課程)の学位論文事前発表会(プレオーラル)が下記の日程で開催されます。徐さんは現在、学位論文の発表会(11月頃)を目指して準備中です。いち早く徐さんの研究成果について発表を聴ける機会です。興味のある方はぜひご参加下さい。

--学位論文プレオーラル予定--
日時:平成20年 8月 20日(水)16:30〜17:30
場所:北海道大学 農学研究院 北棟3F N303
発表者氏名:徐 正一 (環境資源学専攻森林管理保全学講座)
学位論文タイトル:SPATIAL AND TEMPORAL VARIATIONS IN FLUVIAL EXPORT OF
LARGE WOODY DEBRIS AT THE WATERSHED SCALE
流域スケールにおける倒流木の流出に関する広域解析
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関連論文もぜひご覧下さい!
Seo, J. I., Nakamura, F., Nakano, D., Ichiyanagi, H., and Chun, K. W. (2008)
Factors controlling the fluvial export of large woody debris, and its contribution to organic carbon budgets at watershed scales. Water Resources Research.
http://www.agu.org/pubs/crossref/2008/2007WR006453.shtml

中村教授の本が出版されました!

「川の環境目標を考える-川の健康診断-」
中村太士・辻本哲郎・天野邦彦監修/河川環境目標検討委員会編集
が技報堂より発売になりました。

「環境の目標は何か」について深く考えられる内容になっています。
自然再生事業に興味のある方はぜひ手にとってみて下さい。
詳しくはこちらのページをどうぞ。

学位論文公開発表会終了

永山さんの学位論文公開発表会が無事終了しました。
夕方からは居酒屋日本一にて審査会に参加して下さった先生方や研究室のメンバーで美味しいビールを楽しみました。永山さんお疲れさまでした。今年も標津グループは熱いです!
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学位論文提出者:永山 滋也
学位論文名:河川魚類群集の保全と再生に関する景観生態学的研究
日時:7月23日 (水)15時00分~16時00分
場所:農学部 S21 教室
学位論文審査委員候補者 
主 査 教 授 中村 太士    
副 査 教 授 丸谷 知己
副 査 助 教 河口 洋一(九州大学大学院工学研究院)   

Laboratory News

■2008/5/9 
徐さんのWater Resourses Research論文が今週最も多くダウンロードされた論文になりました!
Seo's latest article was this week's most downloaded article!
http://www.agu.org/topdownloads/topdownloads.shtml#wr

Seo, J. I., Nakamura, F., Nakano, D., Ichiyanagi, H., and Chun, K. W. (inpress)
Factors controlling the fluvial export of large woody debris, and its contribution to organic carbon budgets at watershed scales. Water Resources Research.
本文はこちら

2008年度ゼミ予定

■1月28日 9:00~
ところ:N303
修論&卒論発表練習ゼミ
発表者: 瀬野、勝又、森本、水本、菊地


1月22日 17:00~ 
ところ:N253
中村先生による「論文の書き方ゼミ」


■1月20日 13:00~、26日 9:00~
発表者: 河合、菊地、水本、森本
内容: 卒論発表練習ゼミ
 

■2009/ 1/7 15:00~ 研究紹介ゼミ
ところ:N303
発表者:根岸淳二郎氏
岐阜にある自然共生研究センターに在職中の根岸淳二郎氏にゼミを
開催していただけることになりました。
自然共生研究センター:
http://www.pwri.go.jp/team/kyousei/jpn/index.htm



12/1 15:00~ 研究紹介ゼミ
ところ:N303
発表者1: 宮 久史
タイトル: 「北海道北部の択伐が実施された針広混交林における林冠ギャップ動態と稚樹の定着する立地特性の把握」

発表者2: 藪原槙子(特別ゲスト:京大M2)
タイトル:「(仮題)野幌森林公園の鳥類相」


■11/11 18:00~所信表明ゼミ

ところ:N253
発表者:内藤、松林、森谷、山中、薮原
内容:
後期から研究室に配属になった3年生に、自己紹介、現在興味のあるテーマなどについて
自由に発表してもらいます。

■11/11 13:00~ 卒論中間発表ゼミ
ところ:N303
発表者:川合、菊地、水本、森本
内容:
卒業研究について、「はじめに、方法、現在でている結果、考察、今後の方針」
などをまとめて報告します。

■10/15 15:00~ 研究紹介ゼミ
ところ:N303
発表者:Dr. Alex Fremier
内容: 現在と今後の研究内容の紹介(in English)
Alex氏は2006年6~8月と2007度にJSPS研究員として当研究室に在籍していました。
現在はRiparian Ecology University of Idaho, College of Natural Resourcesの
Assistant Professorです。
Alex氏のwebsiteはこちらから。


■9/29 9:00~ M1ゼミ
ところ:N303
発表者:石山、岸田、小南、末吉、野村
内容:10月に行うM1の修論中間発表会にむけての事前練習です。


■9/18 10:00~ 学会発表練習ゼミ
発表者:瀬野太郎
内容:ELR2008福岡での口頭発表にむけての練習ゼミです。

タイトル:「ダム下流の岩盤河道と自然河道における魚類群集とその生息場の比較
-礫が創り出す多様な生息場-」


■8/18 10:30~12:00 学位論文発表事前練習ゼミ
ところ:N303
発表者:徐 正一
タイトル:
SPATIAL AND TEMPORAL VARIATIONS IN FLUVIAL EXPORT OF LARGE WOODY DEBRIS AT THE WATERSHED SCALE
流域スケールにおける倒流木の流出に関する広域解析



■7/11 研究紹介・計画・報告ゼミ
ところ:N303
午前の部 10:30~
発表者:宮 久史
内容:博士論文の構成する一つの章の研究計画と途中経過の報告
タイトル:北海道北部の針広混交林におけるギャップ動態と稚幼樹の分布に与える影響

午後の部13:00~
発表者①:安田 哲
内容:修士論文の研究計画
タイトル:北海道北部の針広混交林における動態モデルの構築発表者
②:Amilie Robert
内容:ケベック州の森林(研究)と修士論文の紹介(英語での発表)

■5/15 13:00 卒論計画ゼミ
ところ:N303
・発表者:川合英之、菊地 心、水本絵夢、森本未星
・内容:卒業研究の方向性

■5/13 10:00 研究紹介ゼミ
ところ:N303
・発表者: 高橋 まゆみ 
・発表題目:貯水ダムが河畔林とその立地環境に及ぼす影響

・発表者: 片桐 浩司 
・発表題目:河川環境の劣化が水生植物群落に及ぼす影響の解明

■5/12 16:00 研究紹介ゼミ
ところ:N303
・発表者:中村太士先生
・内容:先生の研究テーマについて

■4/23 13:00 研究紹介ゼミ
ところ:N303
・発表者: 赤坂 卓美
・発表題目:人為景観における同所性コウモリ類のハビタット選択:
3次元的な住み分けの解明と保全・復元について

■4/22 13:00 M1ゼミ
ところ:N303
・発表者: 石山信雄、岸田春香、小南 遼、末吉正尚、野村直志
・発表題目:卒論の紹介&修士研究の方向性

■4/17 13:00 研究紹介ゼミ
ところ:N303
・発表者1: 永山 滋也
・発表題目:景観生態学的視点から見た河川魚類群集の保全・復元に関する研究

・発表者2: 志田 祐一郎 
・発表題目:湿原域に成立するハンノキ林の動態に関する研究及び管理方法の検討


■4/8 13:00 研究紹介ゼミ
ところ: N253 
・発表者1: 森本先生 
・発表題目:
1. 植物生態系-面積曲線によるランドスケープの認識:知床半島でのケータディ
2. 山火事跡再生二次林における野生ツツジ群落の保全:香川県直島での施業実験
3. 外来種ニセアカシア埋土種子分布:中川演習林での調査でわかったことと今後の展開


・発表者2: 宮 久史 
・発表題目:北海道北部の針広混交林における個体数維持のための伐採許容量に関する研究

2008年行事予定(ゼミ以外)

■10月3日 M1中間発表
ところ:N21
発表者:石山、岸田、小南、末吉、野村

■9月4日 Global COE 説明会 -院生対象-
グローバルCOEの一つとして、本学環境科学院と農学院環境資源学専攻が提案した「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成 -地域と地球のための適応戦略提言-」 が採択されました。事業計画について下記要領で説明会を行います。人材育成がプログラムの柱となっていますので、大学院生、ポスドクの方の参加を歓迎します。
---------------------------------------------名称: グローバルCOE人材育成プログラム説明会日時: 2008年9月4日(木) 11:00〜12:00会場: 百年記念会館大会議室下記をご参照下さい。
http://www.ees.hokudai.ac.jp/gcoe/index.html


■8月19,20 大学院入試

■8月4,5日 大学院講義「景域保全学2」 (募集は締め切りました)
テーマ: 「釧路湿原流域の保全と再生」
参加可能人数 10名程度
担当教官 中村太士
内容: 
JICA(国際協力事業団)「南東欧湿原保全コース」の研修生と一緒に講義ならびに巡検を開催します。研修生はおもに南東欧の行政や大学機関で働いている方々であり、講義と巡検はすべて英語で実施します。また、残念ながら、交通費や宿泊費は自費です。
研修中の交通手段は、研修生のためにJICAが用意してくれたバスに便乗できると思います。
これはJICAのご厚意によって実現したものなので、研修生と英語で話したい人、将来JICAの仕事につきたい人などには、刺激を受ける良い機会かもしれません。
日程:
第1日目 夜 釧路のホテル(宿泊地)に到着    
2日目 視察   
3日目 9:00~16:00 講義(英語)

■6月16日、26日 3年生への説明会&談話会
6月16日(月)15時~N303で説明会,16時すぎ~研究室訪問
6月26日(木)13時~N303で説明会,13時40分位~研究室訪問

当研究室への分属を希望している3年生を対象に説明会をし、その後研究室(大部屋)に案内します。
都合のつく4年生・大学院生は、自分たちの研究や研究室の雰囲気などを伝えましょう。

■6/13 森林科学科2年生歓迎ソフトボール大会&ジンパ
ところ:美香保公園(ソフトボール)、農学部ローン(ジンパ)
時間: 8:30開会式、 9:00試合開始、17:00~打ち上げジンパ
ジンパの参加費は、先生3000円 4年生以上1500円 2,3年生無料となっています。
雨天時は14日の12:00から農学部ローンでジンパのみの開催です。

研究室の名誉をかけた勝負にむけて、 日程調整と練習をはじめましょう!

■5/27 「心の健康」講習会
ところ:農学部本館 N12、N13
学生対象 13:15~14:30(N12教室)   
教員対象 14:45~16:00(N13教室)

講師:
保健管理センター精神科 朝倉聡先生   
保健管理センター臨床心理士 渡辺誠先生

趣旨:4年生の皆さんは、これから初めての「卒論研究」に取り組みます。これまでの「学習」とは趣が異なるため、心理的に負担を感じることがあるかもしれません。ときには、解決できないまま重症化する可能性もあります。そこで、皆さんには、心の健康を保つための予備知識と、具体的な対策を学んで欲しいと思います。希望する院生以上の方も参加可能です。
教員の方々には、問題を抱える学生を早期に発見し対処する方法や、重症化してしまった学生に対して教官としてできること、してはならないことを、具体的に学んで頂くことを目的としています。事実に遭遇したときに悔いの残らない対処をするには、知識が必要です。教員対象の講習会は、数年に一度の開催予定ですので、時間のご都合がつく限り是非ご参加いただきますようお願いいたします。
世話人:森本淳子

■5/26 里山・里海SGA「北海道・北日本クラスター」公開会議
北海道の里山・里海(二次的な自然)に関わる研究・行政・保全活動に関係する方々にお集まりいただき、里山・里海SGA(サブ・グローバル評価)への協力の呼びかけを行う集会です。関心のあるすべて個人・団体のご参加を歓迎しております(参加無料)。
世話人 森本淳子

開催日時  5月26日(月) 12:30-15:00
開催場所  北海道大学 学術交流会館 第三会議室

内容の詳細はこちら

■5/19-22 大学院講義「景域保全学1」
テーマ:「持続的な森林経営の理論とその実践」-東大北海道演習林の林分施業法
参加可能人数 20名程度
担当教官 森本淳子
内容: 
5月19日(月)
9:00 北大農学部正面玄関集合    
9:20 北大農学部正面玄関出発(マイクロバス)    
12:00 東大演習林麓郷セミナーハウス到着 各自で昼食         
13:00 演習林概況説明,現地調査の作業内容説明
5月20日(火)
8:30-17:00 演習林見学(大麓山1460m)
5月21日(水)
8:30-17:00 天然林施業(択伐作業)の林況調査, 選木作業
5月22日(木) 
午前中-レポート作成、提出    
11:00 東大演習林麓郷セミナーハウス出発    
13:30 北大農学部着、解散

■5/15 ゼミ後 安全管理講習
これからの季節特に増加する、フィールド調査を安全に行うための注意事項を確認します。

■4/8 19:00 新歓コンパ
ところ:炭火やきとり八方 道庁前北4条店

■4/1-2 選木調査
ところ:中川研究林 照査法試験林
内容:
照査法試験林は北海道北部の針広混交林における合自然的な木材生産技術の確立を目指し、今から40年以上前に設定された試験地です。
試験地の面積は約110haで、10の伐採区と1つの対照区によって構成されています。
伐採区に対しては10年に一度の間隔で、林分成長率を参考に比較的弱度の択伐を行ってきました。今回の調査では伐採率の決定後、切る木を決める「選木」を行います。
「選木」は北大の技術職員が行いますが、作業に参加し、質問をすることで得る事も有ると思います。(詳細は宮さんへ)

里山・里海SGA「北海道・北日本クラスター」公開会議 プログラム

里山・里海SGA「北海道・北日本クラスター」公開会議 プログラム 

開催日時:5月26日(月)12:30-15:00 
開催場所:北海道大学 学術交流会館 第三会場

1.北海道・北日本クラスター共同議長挨拶:会議の趣旨説明  12:30-12:40
宮内泰介教授(北海道大学)

2.話題提供  
12:40-14:10
①アイヌの自然利用-考古学的視点から:瀬川拓郎氏(旭川市博物館)
②厚岸における放牧と草地管理:小路敦氏(北海道農業研究センター)
③北海道における外来種問題:池田透教授(北海道大学)
④北海道における湿地の減少:金子正美教授(酪農学園大学)⑤里山保全活動の実践:孫田敏氏(北の里山の会、アークス)

3.里山・里海SGAの趣旨説明   14:10-14:50
  森本幸裕教授(京都大学)

4.北海道・北日本クラスター・レポート作成にむけた取組み   14:50-15:00
近藤哲也教授(北海道大学)

**** 里山・里海SGA(サブ・グローバル評価)の概要 ****
[背景]2010年、名古屋で生物多様性条約(CBD)第10回締約国会議が開催されます。それにあわせ、日本からは、里山里海SGA(サブ・グローバル評価)レポートの提出が企画されています。SGAとは、2005年にアナン事務総長の呼びかけで地球規模で行われたミレニアム生態系評価(MA)の地域版です。日本では、様々な生態系のなかでも人間と相互作用を通して形成されてきた「里山・里海」が特徴的であり、衰退が著しいとの認識から、「里山・里海」の歴史と生態系サービスについて取り纏めを行うことになりました。

[体制]日本ではアナンサ氏(国連環境計画)と中村浩二教授(金沢大)が共同議長、宮内教授(北大)、森本教授(京大)、鷲谷教授(東大)ら13名がパネル・メンバーになり、レポート作成を進めています。レポートでは、日本を『北海道・北日本』『北信越』『関東・中部』『関西・中国・四国・南九州』の4つのクラスターに分類し、共通の目次(雛形)に沿って、各クラスターで執筆を進めます。したがって、各クラスターで多様な協力者を募り、内容を具体化、執筆を分担する必要があります。

[主要目的]関係者(省庁、地方自治体、地域のNGO、地域コミュニティのリーダー、地場産業、農林業従事者、観光業従事者、研究者など)が求めている里山・里海に関連する科学的情報を提供し、実施した評価結果に基づいて行動するために必要な、関係者の能力を強化することが主要目的です。具体的には以下のような目的を含みます。・里山・里海の生態系サービスのこれ以上の消失および劣化を防ぐために必要な行動の科学的基盤(裏づけ)を提供すること。・地域、地方、国レベルおよび国境を越えたレベルで、里山・里海の保全のための意識を向上させること。・里山・里海の効果的かつ統合的な管理のため、数多くの関係者による行動を結集させ、希少な資源を動員すること。・地域および国の計画、戦略、政策の実施を強化すること。・学術・研究分野におけるデータ・ベースの拡充や最新情報へのアクセスを向上させること。・日本の国際的な役割を強化すること。

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