研究室関連ニュース

ここでは、北大・森林生態系管理学研究室の関連ニュースをブログ形式でお伝えしています。

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セミナー案内【北大博物館・江田真毅さん】

北大博物館の江田さんを招いて、下記のセミナーを行ないます。ご都合がつく方は是非ご参加ください。


6/22日(金) 17:00~ @N303

タイトル:「考古動物学への招待-アホウドリを用いた研究例-」

概要:遺跡から出土する動物の骨は、土器や石器と同様に「遺物」であり、人々の生活を復元する動物考古学の資料です。動物骨の分析から復元される人々の生活には、土器や石器の分析だけでは決して得られないものも含まれています。一方で、これらの骨は、当時の「動物の死体」(の一部)であることから、過去の動物の生態を復元する考古動物学の試料ともなりえます。たとえば、骨の出土した遺跡の分布を現在のその種の分布と比べて動物の分布の変化を明らかにしたり、現在のその種と骨の長さを比べて体の大きさの変化を調べることができます。近年は、骨から抽出したDNAの塩基配列を決定して骨の系統関係を明らかにしたり、窒素や炭素の安定同位体比を測定して食物環境を推定することも可能になりました。今回のゼミでは、現在危急種として知られるアホウドリを題材に、遺跡から出土した骨の分析からいかに過去の生態が復元できるか、その知見がいかに動物の保全活動に貢献しうるのかを紹介します。

セミナー案内【自然共生センター萱場さん・森さん】

今週木曜日14日に、自然共生センターの萱場さんと森さんのお二人をお迎えし
て、簡単な研究やお仕事の紹介をしていただきます。
自然共生センターはhttp://www.pwri.go.jp/team/kyousei/jpn/index.htm、 主
に河川を対象とし、自然環境と人間利用の両立を目指した管理方法を研究してい
る機関です。皆様ふるってご参加ください。

ゼミ
時間:16時~18時
場所:北大農学院N303
発表者:萱場・森(自然共生センター)、石山(北大)

第8回お茶会

しばらく休業していたお茶(Science,Nature,PNAS輪読)ですが、5月下旬に再開します。
5/30日(水) 15:00~16:00 @N303

担当者及びタイトルは以下の通りです。
***
豊島
○A global synthesis reveals biodiversity loss as a major driver of
ecosystem change.
Hooper et al. 2012 Nature

梶原
○Mapping where ecologists work: biases in the global distribution of
terrestrial ecological observations
Martin et al. 2012  Frontiers in Ecology and Environment 10 (4) : 195-201

小ネタ3本
冬木
○DNA leaves a trace
Science 335:14-15

伊藤
○Rebuilding wetlands by managing the muddy Mississippi
Science 335: 520-521

櫻井
○Species choked and blended
Nature 482: 313-314
***

中村太士【みどりの学術賞】受賞

中村太士教授がみどりの学術賞を受賞しました。

自然攪乱が生態系の維持に果たす役割の解明、生態系評価と復元手法の確立に関する業績が評価されました。
研究を支えてくださった皆様にお礼申し上げます。

(みどりの学術賞ホームページ)
http://www.cao.go.jp/midorisho/houdo/houdo120302.html

平成23年度卒論・修論発表会

2月6~8日にかけて、卒業論文・修士論文の発表会が開かれます。ご多忙中恐れ入りますが、ご参集いただければ幸いです。

卒業論文
  • 撹乱強度の異なる人工林風倒跡地における微細地形と植生更新―撹乱強度の違いに着目して― 梶原一光
  • エゾシカによるカラマツ植栽木の食害に地形と土地利用が与える影響 亀岡類
  • 札幌市の都市緑地における両生類の分布の規定要因―緑地内外の要因に注目して― 冬木愛実
  • 高山へのカラスの 高山へのカラスの分布は人間によって引き起こされているか?―カラスのゴミ依存度の都市、山地、高山の比較― 野條正志
  • エゾシカ高密度生息域における捕獲および防鹿柵による農業被害の抑制効果 櫻井哲史
修士論文
  • 過去の景観構造は、現在の森林性生物の分布に影響を与えるか? 山中聡
  • ヒグマ(Ursus arctos)によるサケ属魚類利用の時空間的変化 松林順
  • 天然生針広混交林における大規模な風倒撹乱の空間的分布を規定する要因 森谷佳晃
  • 外来種ブラウントラウト(Salmo trutta)の定着に及ぼす春季流量変動の影響 川合英之
  • 河川の樹林化がもたらす鳥類群集の変化―自然河川とダム影響河川における時空間的アプローチ― 藪原佑樹
  • 天然生針広混交林において択伐施業が林分構造の複雑性と不均質性に与える影響 内藤小容子